2026/08/20

ゲーム版イナギャラから見るラトニーク人の死生観とバンダくんの話。


 
かわいいなあバンダくんは。




3DSがまだオンラインショップが動いてた頃にはイナイレが500円で買えるセールが行われたことがあってな…そのときにクロノストーンとギャラクシーを買っていたんだ。



そして少し前にギャラクシーのストーリーをクリアした。
結論から言うとクッソ面白かった。賛否ある怪作とも言われてるが最後までストーリーやったら本当に面白かった。とはいえ前半の展開は既存ユーザーを突き放すには十分な要素はあったしそこを乗り越えれるかが関門というのも頷けた。
よくアレオリの影響でGOは再評価されたと言われているがアレオリがなくても十分面白い作品として評価はされると思う。


宇宙に行ってからのストーリーは本当に面白くてラトニーク辺りからラストまでが本当に神だと思った。
ここの話はまた別の機会にするとして。



ヴィクロで改めてしっかりとバンダくんと向き合うことができてよかった。この出会いがなかったら昔に買ったきりでゲームを開くこともなかったかもしれない。




ゲームだとヴィクロでは出してなかったソウルを発動するシーンがあったのがかなり衝撃だった。その一方でテンタクルホールドはどこかに消えていた。
そんなことある?



テンタクルホールド最後まで覚えないやん。これはヴィクロもそうか…
てか技林属性すぎる。確かにラトニークは林属性の威力が上がるフィールドだけども。
この子風属性の要素どこにあるんだ。


他に衝撃的だったのはヴィクロではあったバンダくんの埋葬シーンがなかったこと。



試合が終わったら九坂の独白のあとそのままララヤとかカトラの話にシフトしてしまったので感情が追いつかなかった。もっと感傷に浸らせてほしかった。今それどころじゃないんだよ人が死んだんだぞそんなすぐに切り替えられるかよと。








あとヴィクロのバンダくんが息絶えてしまうシーン、ゲーム版の完全再現だったのを知って驚いた。手が込んでやがるよ…


ヴィクロだけなら試合開始直後に今日で寿命なんだって告げられるというこれはこれで衝撃ではある告白をされるんだが…



ゲームだと楽しそうにサッカーやったり交流したりしてそんな中で九坂だけがもうすぐ寿命ってことを知ることになるという描写があるから本当に心にくるものがある。
ヴィクロのクロニクルは試合外の描写がほぼないからこの辺りはちょっと改変されてるんだろうな。
試合外の描写少ないのに埋葬シーンはしっかりあったの手がこんどるよ…






クロニクルじゃラトニーク人の死生観ってあまりわからないんだがゲームだとその描写がかなり細かく描かれている。



ラトニーク人は虫から進化した種族だから寿命も従来の虫に近くて全体的にかなりの短命。長くても1年程度で平均で1ヶ月…バンダくんも例外じゃない。
(不老不死の特異体質のラトニーク人もいるらしいが…)



だけど彼らにとってはそれが当たり前だから悲しいともなんとも思っていないし仲間が寿命を迎えても至って冷静である。
平均寿命が80歳程度の日本人からしたらこの寿命差は衝撃的だろう。





彼らからすれば次の世代に自分の技術と知識を伝えて寿命をまっとうすることが理想の命の終え方なんだろう。
いつもはすごく楽しそうにはしゃいでるバンダくんも寿命の話になるとけっこう冷静になるんだよな。






ラトニーク人は寿命が短い。だから恨みのような負の感情をあまり持ち合わせていない。そんな感情を持ち合わせるには時間が短すぎるから。だからこそ自分たちと他の星の人が同じくらいの寿命なら復讐心も他の星を侵略しようとする気も起きなかっただろうと思っている。死生観に関してかなりドライなとこもあるんだよな。
穏やかな種族である反面で本当に死生観の違いが強く出ている。この辺りは見ていて本当に興味深かった。




終盤では息子となるジュニアが登場するんだが…


いかんせん説明が少なすぎる故にアニメで補足説明が入るまでバンダくんは非童貞だと言われる有様になってしまっていたようだ…


これはクロニクルも同様なんだよな…
こんなの全員勘違いしかねない。
親の亡骸から生まれる種族だから見た目もそっくりなんだがそんなことゲーム内でわかるわけないんだよな。




実はラスボス前にラトニークに行くとバンダくんと同じ日に生まれたという女性がいたところにそっくりな娘が立っているという描写がある。
ただわざわざラスボス前にセリフが変わってるかもと見に行く人なんて俺のようなよほどの物好きくらいだろう。




一応埋葬されるっぽい描写や次の世代の生まれ方に関してはNPCが話してはいるがこの辺りはわざわざラトニークとの試合後に話しかけにいかないと見れない会話なんだよな。だからわかりにくい。
というよりここの辺りの会話を見ていてもじゃあ無性生殖で単体でクローン的な子孫を残すのかとは結び付きにくい気がする。

バンダくんと同日に生まれた女性は実はバンダくんより寿命が少し長い。そのうえで子孫がそっくりな外見をしているというところから生まれた時点でほぼ同じような見た目なのかという推測ができないわけではないがそこまで行き着けるのかという疑問はある。




さらにややこしくしてるのが実は親が生きてるうちに子供が産まれてるラトニーク人もいるということだ。




この会話は試合前にスタジアムで見れることもあって比較的目にとまりやすい部類なのだがこれがバンダくんの子孫問題をややこしくしてしまってる気がする。
母となる存在がいたとしてジュニアがあまりにもバンダくんの要素しかなくて母側の遺伝要素がどこにもなさそうという点は考察要素にはなり得るだろうが。


…とまあこんな感じなのでバンダくんには相手がいてやることやってるんじゃないかと言われてしまってたわけだ。一応考察できないわけではないがそれにしても断言できる要素はゲーム内にないからどうしても無性生殖という答えに行き着くか?と聞かれるとまず俺なら無理だと思う。
だからこそアニメ側ではそこの補足が入ったんだろうな。
その説明で救われた俺のような人もいるんですよありがとうございます。




人が本当に死ぬときは忘れ去られた時。
誰かの心の中で生き続けるなら彼が生きた証として残り続けるだろう。



俺も君に出会えて本当によかったよ。
ありがとう。