アイマスからAC音ゲーが出る。そんな話を聞いていた。
そしてそんな音ゲーであるアイドルマスターツアーズ(ツアマス)がついに3月26日から順次稼働するらしい。
いや、そもそもこれ音ゲーと呼んでいいのだろうか。
…しかし、現状の情報を見るにあまりにも不安因子だらけなのだ。
正直初動でこけそうな予感しかしない。そして初動でこけると後から改善されても客層が定着せずに廃れる可能性も高い。
というわけで現時点でわかる情報からツアマスの良さそうなところと懸念点を挙げていこうと思う。
まず、結論から話すと、
音ゲーとしてもキャラゲーとしても中途半端。DCD系にしては音ゲー部分がややこしそう。どこの層をターゲットにしているのだろうか。
という感じである。
ちなみに今回は音ゲーマー寄りの視点での感想になるためそこはあしからず。一応アイマス関係はデレマスやミリマス、シャニマス、SideM辺りは触れている人ではある。
見た感じで良さそうと思った点について
1.音ゲー部分のクオリティ自体はよさげ。
ロケテのプレイ動画を見るにしっかりとした譜面はしており、5個のボタンとフェーダー的なものが存在している。
そして上位難度になると4~5個の同時押しもありけっこうガチな気配。
少なくとも音ゲーマーがやって簡単すぎて不満とかは
出なさそうではあるが…
2.ライブMVをメインで見れるっぽいモードがある。
モデリング自体もけして悪いものではないので自分の担当アイドルがいれば鑑賞の楽しみもあるだろう。担当がいれば。
3.カードのイラストが良い。
高レアは背景や光の当たり方なども凝ったイラストが用意されているがノーマル扱いのカードもこのゲームのために描き下ろされたものが使われており普段のアイマスコンテンツでは見られないような一面もありこれがリアルなカードとして入手できるという点はアイマスファンであれば嬉しいだろう。
4.着せ替え機能の充実性。
衣装カードとアクセサリーカードを組み合わせることでさまざまなコーデが可能となっているのも着せ替え要素の充実面はありがたいところ。
なおメガネや眼帯も存在しておりまあまあメガネどうぞが手軽にできるのも嬉しいポイント。
そしてアクセは6部位に分かれており組み合わせの幅が広そうなのもいいところ。
ちなみにその他サポートスキルのカードやアピール演出を変えられるカードもあるとか。
5.設置店舗がかなり多い。
3月26日からの稼働と4月9日からの稼働とにわかれてはいるがおそらく全都道府県に設置され店舗によっては10台稼働のとこもあるとか。
…逆にこんだけ導入して利益得られるのか?という心配はあるが…
まあこの辺りですね。
うーん?どっちかというとキャラコンテンツの方が恩恵ある?でも懸念点でもキャラコンテンツ側いくつかあるしなあ…
懸念点
1.プレイ単価高い。
どうもロケテを見る感じ通常プレイが100円、カード排出するなら200円とのこと。
そしてプレイ後に追加で最大400円分カード購入が可能とのこと。
で、これ問題が1曲しか遊べないんですよね。
1曲しか、遊べないんですよね。
…音ゲーとして致命的すぎん?
初期に高い言われてたポラリスコードでも2曲は遊べたぞ。
ただこれはDCDなら100円1回はデフォでもあるのでまだ…とはいえカード込みの場合200円になるのがな…
2.そもそも曲数が少ない。
稼働時点で7曲です。
たった7曲です。
音ゲーとして7曲は壊滅的でしょうよ…
ただこれもDCDとしてみるなら初期から7曲あるのはまだある部類とも言えるんですが…実際アイカツの初動が7曲だったので…
しかしこれ、かなりでかい欠陥がありプレイスタイルによっては実際に遊べる曲はもっと少なくなるんですよね…
3.遊べる曲が男女で異なる。
これ、かなりやばい仕様で7曲しかないうちの4曲が女性アイドル限定なんですよね。
つまりSideMのアイドルを選ぶ場合3曲しか遊べません。正気か?
で、女性アイドルの場合遊べない曲って1曲だけなんですよね。なんだこの格差。
実際のとこ各ブランドから曲を選んだ結果この惨劇なんでしょうがわざわざ性別で踊れる曲わける必要あったか?
4.アイマスシリーズの規模に対してアイドルが少なすぎる。
ええ、15人の3Dモデルがあると思えばすごく頑張ってるじゃないか。むしろ多くないか?と言う人もいるでしょう。ただアイマスシリーズのアイドル数が膨大すぎるんですよこれ。
15人ぽっちじゃ全然カバーしきれないんです。
過去にもポプマスという越境コンテンツゲーはあってある程度キャラ数あったとはいえ結局担当が出ないままサービス終了したというPもけっこういたわけで…
そもそもデレマスだけで190人もいるというのが…
実際俺もどの作品の担当も開始時点でいないです。
担当がいないならやらなくていいやってなる人も多いでしょうよ。
まあメンツ自体は各作品の信号機トリオ(メインの3人)ではあるので人選としては納得は納得ではあるんだが…
あと学マスからも増えはするらしいですがいつ追加されるのかもまだ出てないです。
5.クリア判定がスコア依存。
これ、マジで音ゲーとして見るなら駄目すぎる。
ポラリスコードがランクの基準最初スコア依存で荒れてたのを知らんのかってレベルで問題。
仮にフルコンできたとしてもランクが特定以上でないと問答無用で失敗扱いにされるっぽい。
音ゲーマーはそもそもカードとか興味なくて音ゲー部分を主として遊ぶ人だっているだろうにこの仕様はあんまりすぎる。
難度によって必要スコアが異なるっぽくクリア目当てなら最初は低難度触るしかなさそうなのがなあ…
6.最高難度の解禁に1つ下の難度のクリアが必要。
これも音ゲーマーには良くない仕様。
そもそも最高難度しか興味ない層が結構いる時点でじゃあ上の難度やりたいなら下のクリアしてね仕様は悪策でしかない。
SEGA機種も大体そんなとこはあるがチュウニズムはだいたいのチケット使用で一時的な解放されるしmaimaiは別売りのパスを買えば2週間無条件解禁になるし。せめてそういう措置がほしい。
7.カード切れになった場合遊べなくなる可能性がある。
まあ流石に最初くらいは遊んでみるかという人もいるだろう。
一部の層はおそらくやり込みはするだろう。
で、そうなった場合にカード切れが起きる可能性があるわけだ。
このゲーム自体はカードの払い出しがないモードもあるが果たしてカード切れになった場合にそのモードだけは選べるのかそもそもエラーが起きて遊びすらできないのか、ここはけっこう大事な気がしますよ。初動である程度売れたとしてカードがないから遊べないとなるとユーザー定着しない可能性あるので。入口すら入れなかったら台数あっても意味ないのでね。
8.達成率の概念がない。
これも音ゲーとしてはかなり欠陥。
見たところ最大コンボ数とかの表記はあるんだが精度面に対応する%やスコア概念が一切ない。
たとえばデレステだと最大コンボに応じてのランクがあったんだがせめてそういうのでいいから付けて欲しい。そりゃ欲を言えばSEGAやKONAMIのように精度基準でのスコアか%表記を出して欲しいが。
まあ他にも掘り下げたらありそうなんだがこの辺りで。
実際のところこんだけ台数入れて失敗したら大損失ですよ。学マスからのメンバーもいつ来るのかもわからないし曲も増えるとは言ってるがある程度稼働後のスケジュールとかないと不安だろうし自分の担当が増えるのを見越してカードだけ集めててもその担当が来る前にサービス終了でポプマスの二の舞になる未来しか見えない。
本当にこれで大丈夫ですか。
まず7曲しかない時点で確実にすぐ飽きが来ますよ。
サービス開始後早急に曲数を増やす施策をしないと。あと男性陣の踊れる曲増やした方がいいです。3曲って。半分以上非対応って。そもそもこの機能誰得なんですか。
しかもユーザーによってはむしろ男いらん層までいるという。もうSideMは単体で別コンテンツした方がよかったのでは?男子も入れたというならそこの責任は取って女子との扱いの格差は小さくした方がいいと思いますよ。
あと信号機トリオって無難なように見えて女性陣は成人がいないし男性側は逆に成人しかいないんですよね。つまり大人のお姉さんが好きな人には刺さる人がいないし中高生ばかりなので俗に言うロリキャラが好きな人にも刺さらない。で、俺みたいなショタコンにもささってないメンツなんですよね実は。
ここに関しては学マスのメンバーが増えても年齢層の幅の拡大には貢献できないわけで。
じゃあどうすりゃ良くなるかという話なんですが…
・曲数を増やす
・アイドル数を増やす
・クリアの基準をスコア→ライフに変える
・1回で遊べる曲数を増やす
・楽曲の男女別を撤廃する
・最初から最高難度を選べるようにする
この辺り改善すりゃ多少はマシになると思います。
まあ上2つは今後の追加ペース次第だが…
クリア基準に関しては歴代のアイマス音ゲーが大体ライフが0になったら失敗とかなはずなのでそっちに合わせる形にした方がよかったのではという話。
なにはともあれ実際稼働したら思ったより良かったという可能性も0ではないんですが正直現状のまま行くならまず奇跡が起きない限りコケると思います。そもそもアイマスコンテンツ全体が好きって人じゃないと楽しみきれない気がする。
そもそもこれって音ゲーなんですかね?
音ゲーとして造ってないような気がするんですが。
もしこれを音ゲーとして認識して出すなら相当酷いゲームシステムだと思いますよ。
アカウントには「アイドルライブプロデュースゲーム」と書いてあるしなあ…でもアイマスシリーズのサイトには
流れてくるノーツに合わせて鍵盤やスライダーで操作するリズムゲームの「リズムライブ」
ともあるしなあ…
リズムゲーム部分がお粗末なのがなあ…